ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー

伊坂幸太郎を初めて読んだのが「ラッシュライフ」。
それ以来、いろいろな作品を読んできてるけど、
ラッシュライフが自分の中では最高の傑作だと感じてたけど…
ゴールデンスランバー」はそれを超えてるかなぁって思った。


いろんなところに張り巡らされた伏線が、
どんどん収束させていくのが、伊坂作品の好きなところだけど。
今回の作品も、ぎっしり詰まっていて、
それでいて、一つ一つがパズルみたいにきれいにはまってく。
次の展開(ページ)が気になって、
次から次へとページをめくる手がとまらなかった。

緊迫感のあるシーンが、次々流れていって、最後に…
エピローグまでもすごく面白い作品なんだけど、
伊坂作品を読んでホロって来たのは初めて。


今年最後の月にして今年最高の作品!!

ともだちっていいもんだよね。
って、今度花火見に行ったときにでも思うんだろうなぁ。