いきなり始まるボクが好きな小説について。


好きな小説は、大きく分けて二つある。

ひとつは、池袋ウエストゲートパークに代表されるような1人称で話される小説。

もう一つは、ラッシュライフのような群像劇で話される小説。

どちらも、好きになる共通項はスピード感があるもの。

そして最近、奥田英朗にはまってる。


「インザプール」、「空中ブランコ」の医者伊良部の話は読んでたんだけど、最近「真夜中のマーチ」を勝ったら自分のストライクゾーンに入り込んできてしまった。

スピード感のある群像劇…様々な視点から、様々な伏線が張られていて面白い。
更に、「邪魔」、「最悪」と立て続けに読んだら、本当にはまってしまった。

映画を読んでいるような感覚。実際映画なんかは読めないんだけど、イメージがすぐ出来上がって自分のスクリーンに役者が作られて、流れるようにストーリーが進んでいく。

でら、面白かった。

そして「サウスバンド」…こんなカッコのいい親父には憧れるな。

自分の存在価値を見つけ、心の中の不満をどれだけ吐き出せる人生が作れるんだろう。


自分の思ったとおりに動くにはパワーが必要です。

そして、人から後ろ指差されることもあるかもしれない。

波風のない人生なんてつまんないとおもいつつ。

なかなか踏み出せない。

真夜中のマーチ (集英社文庫)

真夜中のマーチ (集英社文庫)

最悪 (講談社文庫)

最悪 (講談社文庫)

邪魔(下) (講談社文庫)

邪魔(下) (講談社文庫)

邪魔(上) (講談社文庫)

邪魔(上) (講談社文庫)

サウス・バウンド

サウス・バウンド